研究紹介

人の多様性に対応したディジタルサイネージ可視光通信システム

街中にあるデジタルサイネージを用いて、一般向けの視覚情報だけでなくその人に合わせたデータ情報を提供するための可視光データ通信の実現を目指しています。視覚情報の品質を劣化させないために、人が視認できないようにデータ情報を重畳する技術について研究しています。深層学習における敵対的サンプルを用いた手法や、高速表示ディスプレイとローリングシャッタカメラを用いた手法を提案しています。

 

レジリエントな防災・減災に向けた災害時臨時通信システム

大規模災害時において情報を途切れなく供給するため、気球・ドローンを用いて空に臨時の無線ネットワークを構築する研究を行っています。ユーザからのデータをドローンにより中継して宛先まで届ける遅延耐性ネットワークにおいて、伝送遅延を短くするドローンの飛行方式について検討しています。また、複雑な地形をした山間地での利用を想定し、地対空や空対空における電波伝搬環境の測定を行っています。

         

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