ぶどう雨よけプロジェクトの現地組立

ぶどう雨よけプロジェクト。先日、学生たちが自力で組み上げました。

農学部の先生から「ワイン用のぶどうの木に、観光農園に使えるようなデザイン性のある雨よけを考えてみてください」と、課題をいただき1年が経過。
最初は、ぶどうの雨よけって何か?を理解することからはじまり、農作業を理解しながら紆余曲折でこの形に決まったのが昨年の秋ぐらいのこと。
そこから、修士の川久保くんがコツコツと3Dで図面を詰めていき、構造は藤尾さん、実施の細かいところは横関さんにボランティアでアドバイスをいただき、最後はニーズ工業さんの正確なジョイント制作で、ここまで来ました。

組み立ては、うーむ、こういうところから施工誤差が生まれて行くのか、ということを学生メンバーは身をもって体験。
これに可動の雨よけビニールがついて、やっと完成するはず…。

農学部の先生からは常に暖かいコメントと理解をいただきつつ進んで来ましたが、「次のは普及を目指せるように、もっと安いのを考えましょう」と新たな宿題をいただき、確かにもっと簡易かつ軽やかなデザインにしていかないと、と検討は続くのでした…。