古い蔵の半地下空間の改修。「いない、いない、だん」を挿入しました
蔵の地下に潜む空間。
今までは多くの物がひっそりと詰め込まれていました。
地下の奥には、入れ子状態で木の収納空間があり、陶器や様々な生活のものが入れられていました。
そこに、1階から地下へと降りてくる階段を、こっそりと挿入しました。
同時に1階からの光を取り込み、子ども達が蔵らしい暗さを体験し、遊び、集い、冒険をする空間に生まれ変わらせました。
セルフビルドで、既存の構造体にかけ渡すように階段を組み込んでいきました。
1階から取り込まれた光
入れ子の裏に挿入された階段は、既存の構造と複雑に組まれて成立しています
入れ子から見る外の光
入れ子空間の中には、棚のような、階段のような、椅子のような造作物が組み込まれました。
子ども達が蔵を訪れてくれました
地下への階段の入り口を見つけた子
棚をジャングルジムにする子ども達