御油「旧竹屋」公開にむけた子ども制作ワークショップ
7月、愛知県豊川市の御油(ごゆ)地域において、旧竹屋を彩る家具づくりと布のインスタレーションのための制作ワークショップを開催しました。
本ワークショップは、地域の子どもたち、学生、地域住民、市役所の方々が協力して、廃材や布などの素材を使い、創造的な表現を通じて地域に新たな魅力を生み出すことを目的としています。
子ども: 8名、学生: 6名、地域の方々: 6名、市役所職員: 1名 、教員:1名 合計22名が参加し、多世代にわたる交流が生まれました。
・ワークショップの内容
(1) 家具づくり
旧竹屋の建物の格子状の外観に合わせて、格子をモチーフとしたデザインの椅子を制作しました。
参加者は、自分たちが選んだ色の組み合わせで木材を自由に彩色し、その後、協力して椅子の組み立てを行いました。子どもたちは工具を使い、目を輝かせながら作業に没頭していました。
(2) 布染め
木綿の白い布に、子どもたちが思い思いの絞り(タイダイ染め)を施し、色付けを行いました。
完成した布は、旧竹屋の空間に展示するためのインスタレーション作品として使用されます。子どもたちは、絞りの形によって生まれる模様の違いに驚きや喜びの声をあげ、夢中になって布を染め上げていました。
参加した子どもたちは、椅子の組み立てや布の絞りといった作業に時間を忘れて没頭し、楽しみながら制作に取り組んでいる様子が強く印象的でした。特に、自分たちの手で作り上げたものが徐々に形になっていく過程で、大きな達成感や満足感を感じているようでした。
この度のワークショップを通じて制作された椅子や布は、 旧竹屋の活用に向けた展示などで活用されました。







