第41回JIA東海支部設計競技にて、田中健翔さんが「銀賞」を受賞

日本建築家協会(JIA)東海支部が主催する「第41回 JIA東海支部設計競技」において、生田研学部4年の田中健翔さんが、銀賞を受賞しました。

■ 受賞概要

コンペ名: 第41回 JIA東海支部設計競技 

テーマ: 『インフラなきユートピア』

賞: 銀賞

受賞者: 田中 健翔(名城大学 理工学部 建築学科)

作品名: 『野性的ユートピアへのすゝめ』

■ 内容

本設計競技は、既存のインフラに頼らない新しい豊かさを提案するものです。

田中さんの作品は、現代の過剰なインフラに依存した生活を「ディストピア」と捉え、あえてその供給網から離れることで人間本来の身体的感覚を取り戻すことを目指した提案です。 三重県志摩市大王町を舞台に、役割を終えつつある「通信基地局」を、住居や工房、展望台を内包した生活拠点へと再編しています。 行政や資本による一元的な管理から離れ、住民が自ら環境に関与し、自らの手で生活を構築するための「器」としての建築を提示しました。 便利さの代わりに「自らの力で生きる充足感」を得られる場所を、現代における「野性的ユートピア」として定義しています。 既存のインフラ遺構を転用することで、人間と土壌、そして地域とのつながりを再生する新たな暮らしのモデルを描き出しています。便利さと引き換えに失われた「人間の身体性や野性味」を建築によって再構築する視点が評価されました。


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