研究室配属:自然現象,地球観測,計算機などに関心がある人を歓迎します.ゼミ希望者は3年の夏に行われるゼミ配属説明会に参加し,研究室を訪問してください.質問もお待ちしていますが,それまでの取り組みや展望など,皆さんのこともお聞かせください.
3年後期のゼミナール:主に①「一般気象学」等の教科書を用いた輪講,②PC UNIXによるデータ解析の実習(C言語,描画),③卒業研究テーマの選定を行います.その他の活動:新聞の切り抜き,4年生との交流,個人面談.
輪講では約2週に1度担当箇所をまとめて発表します.科学情報を読み解き,発信できるよう,発表者は参考文献を用いて要点が伝わるように資料を準備してください.
卒業研究:4年次に1年かけて卒業研究に取り組みます.独自性のある作品作りを通して,地球観測の現状を知り, 自然科学のものの見方を養います.探求的・協働的に学ぶ経験を通して,研究を続けていく学生も, 社会に出る学生も,ここでどのようなものに興味を持ち,実際にどう取り組んだかを, 周りの人やこれから出会う人に自信を持って説明できるようになることを期待しています.
卒業研究のテーマは,主に降水の時空間変動や観測手法に関する課題を勧めますが,気象・気候やリモートセンシングに関係していれば何でも研究課題になり得ます.素朴な疑問,先行研究,先輩の卒論,再解析データ・衛星観測データ解析の練習などから始めましょう.
進路:進学(名城大学,幾つかの国立大学),就職(環境,エネルギー,情報通信,建設,機械,教育,地方公務員など)