フィンランドのタンペレ大学の学生さん達と国際ワークショップ開催

国際交流を介した町づくりと地域拠点の提案(津島市下街道を中心として)

デザインレビュー後の集合写真
提案された家具の模型や図面

8月19日より、フィンランドのタンペレ大学の学生さん6人が名城大学に来訪し、名城大学の学生達24人と国際ワークショップが始まりました。
このワークショップでは、津島市にある町家を地域コミュニティの拠点として再利用できるように改修していくことを目的とし、プログラムとデザインの両側面から検討しています。昨年度はオンラインにてフィンランドの学生達と検討を繰り返してきましたが、本年は顔を合わせて議論することが可能になりました。
開始3日間は、ワークショップの流れ、自己紹介、関連するレクチャーなどから始まり、町家の古材を再利用して制作し、現地に設置する家具について、デザインレビューが行われました。各自で検討を進めてきた上で集合したデザインについて、模型や発表資料を整えて、相互に意見交換をしました。外部から建築設計関係者のクリティークも参画し、空間への適合性や構法的な妥当性などについて詳細な意見交換がなされました。

昨年度のオンライン国際ワークショップの様子:
http:// https://www.meijo-u.ac.jp/about/ms26/manabi/activity/detail_25985.html

互いの提案を見ながら感想を述べあう様子
ディスカッションを通して徐々に連帯感が生まれていく
テーブルについて構造妥当性の検討をする学生達