古民家活用「子どもシネマ」ワークショップ

2日間にわたり半田市亀崎町の古民家にて「子どもシネマ」のワークショップを開催しました。

子どもたちに亀崎に古くからある家の魅力を感じて欲しい、また地域の空き家を活用するきっかけとなればという願いを込めて、学生達が企画・運営をしたワークショップです。普段は使われずで静まりかえっている家に子どもたちの声がこだましました。

ワークショップは以下の流れで開催されました。

1.         初めは子どもたちが、謎解きマップを片手にスマートフォンで町の風景を映像で記録してくる町探検を行いました。

2.         次に「スマホ映写機」を手作りしました。スマホ映写機は、ダンボールとレンズで親子で共同作成し、思い思いのパーツで飾り付けしました。

3.         映像と映写機が揃ったところで、古民家で夕刻から、映写会を行いました。それぞれが古民家の中で映し出せる壁面を探して、投影しました。

4.         最後に学生が作成の、亀崎の町をテーマとした映像・照明作品(インスタレーション)も披露し、鑑賞会を行いました。

 

子どもたちは、熱心に映写機を作成していました。また大学生の映像作品も楽しんでいただけたようです。「参加して良かった」という声が聞けて、学生達も、達成感と喜びを感じられたようです。テーマ設定から企画運営の間、互いにディスカッションを重ねてきて、良い学びの機会となりました。

なお亀崎まちおこしの会、日本福祉大の池脇先生、建築家の市川様、亀崎児童センターに多くの助力をいただき実施に至りました。

 

 

手作りのスマホ映写機の材料。

思い思いのパーツを選ぶ子どもたち。

親子で映写機の組み立て。

古民家へ向かい映写会。

映写機で、自分の撮影してきた写真を投影。

学生の制作した映像インスタレーションの展示を参加者に見ていただく。

映像インスタレーションに触れて楽しむ子どもたち。

ワークショップ終了後、建物の前で。充実感を得た様子の学生たち。