坂井優太くん達が、「第38回JIA東海支部設計競技」にて銀賞
坂井優太さん(生田研3年)、後藤柊平さん、竜沢伊吹さん、犬飼彩那さん、磯村今日子さんが「第38回JIA東海支部設計競技」にて、銀賞を受賞しました。
本コンペは、『「しごと」と生きる家』をテーマにこれから考えうる「しごと」と住宅の関係の新たな可能性について空間アイデアが応募・審査されました。今回坂井くん達が応募した作品は、蕗農家を題材にした賃貸住宅で、ビニールハウスの規格品を元に設計しています。プログラムは、住戸内での蕗栽培の労働分を家賃から差し引く事でライフワークバランスを調節し、蕗による恩恵を受けながら生活していくというもので、東海市の特色を生かした蕗農家の活性化に繋がる提案でした。審査員からは、蕗の季節ごとの成長の変化と居住域の関わり、成長に必要な温度・湿度と住まいの熱環境の調和、蕗という植物の生体と建築が共存している点、そしてそれらの建築が地域の農業やまちに対して大きな影響をもたらす可能性がある点が高く評価されました。