日本建築学会設計競技にて、生田研より3作品が受賞

2024年 日本建築学会設計競技「コモンズの再構築-建築、ランドスケープがもたらす自己変容」にて生田研より3作品が受賞しました! 

歴史と格式のある、通称「学会コンペ」。 今年のテーマは「コモンズ」をどのように捉えるか、都市や農村における「コモンズの再構築」をどう見出すかが大変難しく、修士から3年までの合同チームで、日々議論を重ね知恵を出し合いながらチャレンジしました。

作品「アーケードコモンズストラクチャ」は、341作品の中から全国入選(12作品)に選出され、ファイナリストとして公開審査を経て「佳作」を受賞しました。(2024年8月28日)ファイナリストに残ったメンバーは誇らしげでした。

作品「アーケードコモンズストラクチャ」 全国入選 佳作

神谷尚輝(修士2年)、都築萌(修士1年)、古西翔、西澤由翔、藤原李槻(4年)、鈴木遥翔、寺西知慧(3年)

本作品は、都市部の商店街アーケードを補強しながら隣接する建物の2.3階の床を延長する計画をしています。プログラムは、商店街組合に参加・組合費を払うことでアーケードが補強・住戸が延長され、個人の所有領域の集まった都市における新たなコモンズとなっています。都市に点在する商店街アーケードに小さな共同体をつくる、プロトタイプとなる建築です。
審査員からは、建築によってコモンズをつくっている点、またそれによって楽しげな将来像を描いている点が高く評価されました。

作品「都心のプールでキャンプする」 支部入選

川上依吹(修士1年)、松井宏樹(修士2年)、山田凌央、松田大聖(4年)、田中健翔、荒川紗彩(3年)

作品「集める、あつまる・・・」支部入選

鈴木聡太(修士1年)、石川陽久、加藤哲也(4年)、杉浦梨咲(3年)