たたき(三和土)土間を施工

津島の町屋を舞台に進められてきた、コミュニティ拠点づくり。

フィンランドとの国際ワークショップを経て案が選定され、現地でのリノベーション実習が開始されました。

第1回は、たたき(三和土)土間の施工です。

小笠原庭園の小笠原寛氏に技術指導を受けながら、進めて行きました。 学生達は、伝統的な構法にふれて理解が進んだことと思います。笑顔で楽しげに作業を進めていました。

完成後に、技術指導の小笠原氏と集合写真
事前準備として、現地の土の部分を平らにならして砕石を敷いて行きました
ミキサーで土とその他材料を混ぜて行きます
三和土の材料の7割以上が土であり、土を水と石灰で固めて、硬くたたき上げていく構法です
力をこめてコテでたたいていきます
うまく力が入るとパンという良い響きとともにきれいに固まる手ごたえがあります

完成した三和土土間
床に三和土の材料を流し込み、古材の重みで上からたたいていきます
ある程度均等に叩いた後、コテで細かくさらに丁寧に叩いて仕上げて行きます