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電力・エネルギー設備の計画・運用に関する研究
電気料金は最大使用電力と使用電力量の合計、電力を使うタイミングで決まります。電力購入量を減らすことや、使うタイミングをシフトすることで電気料金の削減が可能です。本研究室では、電気料金を含む電力・エネルギー設備のエネルギーコスト削減を目的として、設備の計画・運用について、次の3つの研究を行っています。
長期のエネルギーコスト削減のための設備計画
本研究では、太陽光発電(PV)や蓄電池システム(BESS)を導入して最大使用電力の低減や電力購入量を削減することにより、導入費や保守運用費などを考慮して、長期的なトータルコストが安くなるかどうか分析しています。
![](https://wwwms.meijo-u.ac.jp/masuta/wp-content/uploads/sites/4/2025/01/795316b92fc766b0181f6fef074f03fa-1024x425.png)
既存設備のエネルギーコスト低減のための設備運用
本研究では、建物ごとに設備を稼働する曜日を設定したり、電力を使うタイミングをシフトしたりすることで契約電力(最大使用電力)を低下させ、電気料金の削減を図る方法について検討しています。
![](https://wwwms.meijo-u.ac.jp/masuta/wp-content/uploads/sites/4/2025/01/2b530e80c7d0de90885e285c5d798063-3-1024x403.png)
自然流下方式の水道設備の経済運用
本研究では、自然流下方式の水道設備(小高い山の上などに設置されている配水池など)の電気設備の使用時間帯を電力市場価格に応じて変更することで経済的な運用を行う方法を検討しています。実際の水道設備は複数の設備が相互に接続されて緊急時の応援融通に備えていますが、これを常時にも積極的に活用することで、より大きな電気料金の低減を図ります。
![](https://wwwms.meijo-u.ac.jp/masuta/wp-content/uploads/sites/4/2025/01/c8856789ec11ab8b1013037cef6929f9-1.png)