Ubuntu+ROSの環境で,Kobukiを制御するための環境構築方法を以下に記す.
ROSへのKobuki関連のパッケージのインストール
まず,ROSで必要となるパッケージのインストールする.
$sudo apt-get install ros-indigo-turtlebot ros-indigo-turtlebot-apps ros-indigo-turtlebot-interactions ros-indigo-turtlebot-simulator ros-indigo-kobuki-ftdi ros-indigo-rocon-remocon ros-indigo-rocon-qt-library ros-indigo-ar-track-alvar-msgs
Kobuki用の通信ポート名の変更
通常では.シリアルポートのアクセスが,”/dev/ttyUSBXX”となるが,アクセスしやすくするように,Kobuki用の通信ポートを”/dev/kobuki”に変更する.
$. /opt/ros/indigo/setup.bash $rosrun kobuki_ftdi create_udev_rules
Kienct/Xtionを利用するための環境設定
Kinectを利用するために,以下のように環境変数を設定する.なお,Xtionの場合はこの環境変数の設定をしなくても良い.
(デフォルトのセンサがXtionになっているため,そのセンサをKinectに変えるようにしている.)
$export TURTLEBOT_3D_SENSOR=kinect
動作確認
Kinectからのデータ取得
2つのターミナルを起動して,下記の様に実行する.
ターミナル1
$roslaunch turtlebot_bringup 3dsensor.launch
ターミナル2
$roslaunch turtlebot_rviz_launchers view_robot.launch
Kobukiとの接続の確認
KobukiとUSBポートを接続して,下記のコマンドを実行し,Kobukiに接続ができていれば(音が鳴れば),環境構築は完了.
$roslaunch turtlebot_bringup minimal.launch
Follower Test
Kinect(Xtion)の動作確認と,Kobukiの動作確認が終わったらターミナルを2つ起動して,各ターミナルで以下のようにコマンドを入力する.
なお,ターミナル1のコマンドを先に実行すること.
ターミナル1
$roslaunch turtlebot_bringup minimal.launch
ターミナル2
$roslaunch turtlebot_follower follower.launch