Ubuntuにおける時刻同期の設定

Ubuntuにおける時刻同期設定について示す.
ROSやブラウザは時刻同期がとれていないと,正常に動作しないため,以下の設定を行う必要がある.

NTPのインストール

時刻同期にはNTP(Network Time Protocol)を用いる.
デフォルトではインストールされていないので,aptでインストール

$sudo apt install ntp

NTPの設定

名城大学の中では,NTP用のポートが塞がれてる関係で,Ubuntu標準の時刻同期サーバへの設定ができない.
なので,名城大学の時刻同期サーバに設定を変更する必要がある.
以下のファイルを修正する.エディタは何でも良い.

$sudo gedit /etc/ntp.conf

ファイルを開いたら,下記の通り修正する.(インストール後のデフォルトの行番号で書いてます.適宜開いたファイルの中を見て判断してください.)

# Use servers from the NTP Pool Project. Approved by Ubuntu Technical Board
# on 2011-02-08 (LP: #104525). See http://www.pool.ntp.org/join.html for
# more information.
#pool 0.ubuntu.pool.ntp.org iburst <-ここはコメントアウト
#pool 1.ubuntu.pool.ntp.org iburst <-ここはコメントアウト
#pool 2.ubuntu.pool.ntp.org iburst <-ここはコメントアウト
#pool 3.ubuntu.pool.ntp.org iburst <-ここはコメントアウト
pool ccntp.meijo-u.ac.jp iburst  #<-ここを追加

サーバ名のあとのiburstはサーバに到達できない場合に,パケットをバーストする設定.デフォルトで入っているので,そのままいれる.

ファイルの変更をしたら,ntpのサービスの起動を行う.

$sudo systemctl enable ntp.service
$sudo systemctl start ntp.service

以上で設定完了.