Ubuntu14.04へのOpenRTM-aist-java-1.1.2のインストール

ここでは,Ubuntu14.04へOpenRTM-aist-javaをインストールし,動作確認するまでの手順を示します.
なお,ここでは,OpenRTM-aist-java-1.1.2で説明します.

インストール

OpenRTM-aistのサイトよりダウンロードする.
なお,Eclipseなどのインストールができていて,JAVAの環境構築はできているものとする.
また,ホームディレクトリ直下にインストールするものとする.

$cd
$wget http://openrtm.org/pub/OpenRTM-aist/java/1.1.2/OpenRTM-aist-Java-1.1.2-RELEASE-jar.zip
$unzip OpenRTM-aist-Java-1.1.2-RELEASE-jar.zip

展開後, ”/home//OpenRTM-aist”というディレクトリができる.

続いて, .bashrcにRTM_JAVA_ROOTを設定する.

$cd
$emacs .bashrc

一番最後に下記のコードを追加する.

export RTM_JAVA_ROOT=/home//OpenRTM-aist/1.1/

以上で,環境構築は完了する.

動作確認

OpenRTM-aist-javaの動作確認を行う.
なお,ここでは,上からに続いて,”/home//OpenRTM-aist”にファイルが展開されているものとする.
ここでは,4つのターミナルを起動する.

ターミナル1

ネームサーバが起動していない場合は,ネームサーバを起動する.

$rtm-naming

ターミナル2

ConsoleInを起動する.

$cd OpenRTM-aist/1.1/examples/
$sh ConsoleIn.sh

ターミナル3

ConsoleOutを起動する.

$cd OpenRTM-aist/1.1/examples/
$sh ConsoleOut.sh

ターミナル4

RT System Editorを起動する.
なお,ここではapt-getによりRT System Editorの環境を整備したと仮定している.

$eclipse

起動後,適宜ネームサーバに接続する.
ConsoleInとConsoleOutを接続して,動作確認を行う.

クラスパスの設定

JAVAが実行や,クラスを検索するために,クラスパスを設定する必要がある.
OpenRTMの起動に関連するファイルは2個あるため,ここにパスを通す.

$cd
$emacs .bashrc

.bashrcの最後に下記の設定を追加する.

export CLASSPATH=.:$RTM_JAVA_ROOT/jar/OpenRTM-aist-1.1.2.jar:$RTM_JAVA_ROOT/jar/commons-cli-1.1.jar