レジュメとは?
レジュメ(resume)は、研究発表の内容をまとめた紙のことで、プレゼン前に聴衆に配布します。配布資料とも言うし、英語でハンドアウト(handout)とも言います。
プレゼンと言うと、パワーポイント(スライド)が思いつくかもしれませんが、紙のレジュメを作ることも多いです。加藤ゼミでは紙です。レジュメとして考えたことや調べたことをワープロで制作して紙やファイルに残しておくと、のちのち論文を書くときにすぐに役にたつからです。手間が省けます。
パワーポイントのスライドは紙のレジュメを基にして作ります。ラフな下書きでもいいですが、とにかく、いきなりパワーポイントは作りません。
基本中の基本は?
- A4サイズの用紙に、ワードプロセッサで作成する。
- あらかじめ人数分をコピーしてくる。
- フッターにページ数を入れておく
- 授業名、発表の日付、発表者の名前は必ず入れる。
- 「聞きながら見てもらう」ものなので、見やすく、わかりやすく。
といったあたりです。(参考:藤田哲也「第9講 レジュメの作り方:発表の準備」『大学基礎講座(改増版)』2002年、179〜191頁。)
サンプルは?
加藤の担当する1年生のゼミでは、以下のようなサンプルを配っています。サンプルなので「一例」です。担当している先生の意図や専門分野によっても異なります。とにかく、これが「正解」ではありません。

あとがき
名城大学人間学部では、1年生の「基礎ゼミナール」、2年生の「文献講読」で、レジュメの作成とプレゼンを経験するはずですので、心配はいりません。どのクラスでも担当の先生にどんどん質問してください。
同僚の先生から指摘されて気がついたんですが、このページの名城大学学内からのGoogle検索でのヒット率が高いようです。名城大学図書館にレジュメの作り方やプレゼンの仕方のマニュアル本・参考書もたくさんあるので、利用してください。