ゼミ担当の加藤です。
昨日(2016年6月1日)、人間学部の1年生が受けている「人間学総論」で授業をしました。これは人間学部で開講しているリレー講義科目です。毎週、違う教員が出講して、それぞれの専門分野についての概論を授業します。
今年度の8回目は加藤の順番でした。
90分だけですからテーマは限られますが、国際的な人口移動に伴う、文化の移動と混ざり合いについて話しました。人間学部の海外研修への参加も促したかったので、短期的にせよ海外移動した経験を積むことは、グローバル化時代の想像力を養うために役に立ちますよ、という結論で組み立てました。
書いてもらった参加シートの「感想」欄を読む限り、楽しんでもらえたようでよかったです。
この場を借りて、質問にお答えしておきます。
> 行き先によって費用は大きく変わりますか。(Tさん)
大きくは変わりません。欧米の英語圏(イギリス、オーストラリア、アメリカ、カナダなど)であれば、どこでもあまり変わりません。アジアの英語圏(マレーシアなど)だと、少し安くなるようです。
> 海外研修に参加したいんですが、英語が苦手でも大丈夫なのか、心配になりました。英語に慣れるため、洋楽を聴くように日々努力しています。(Hさん)
なるほど。英語ができるようになるきっかけが欲しくて、英語力の有無に関わらず研修に参加する学生はたくさんいます。昨年度、オーストラリアの海外研修を引率した際、受け入れ先の大学の先生が「英語をできるようになりたいから、君たちはここに来たんだろう」と、オリエンテーションで学生たちを励ましてくれました。
> 私は英語の教師を目指していて、真剣に英語を話せるようになりたいです。海外研修も行こうと思っていますが、まったく英語が話せないし、不安です。どうやったら英語が話せるようになるのか、こんどアドバイスが欲しいです。(Yさん)
わかりました、ありがとう。大学で教員と話をするチャンスは、いろいろありますが、まずはオフィスアワーなど利用してみてください。私との約束のとりかたは、4月に配られた冊子のどこかに載っていると思います。
かとう