緊急事態宣言が出ました(2021年5月)

ゼミ担当の加藤です。 愛知に緊急事態宣言が出ましたね。 今日の「人間学総論」では、新型コロナウイルスとの共存をテーマに授業をしました。もちろん状況に楽観的なわけではありません。むしろ強い危機感があります。 個人的には、い … “緊急事態宣言が出ました(2021年5月)” の続きを読む

ゼミ担当の加藤です。

愛知に緊急事態宣言が出ましたね。

今日の「人間学総論」では、新型コロナウイルスとの共存をテーマに授業をしました。もちろん状況に楽観的なわけではありません。むしろ強い危機感があります。

個人的には、いろいろと昨年度以来の再びの「大学キャンパス閉鎖」に向けた準備をしています。いつ全ての授業がリモートになるか分かりません。

少人数のゼミ科目(基礎ゼミナール、文献講読A、卒業研究ゼミナール)の学生たちには「もし遠隔になったら、ゼミはZoomでやるからね」と伝えました。

1年生は新入生セミナーでZoomを全員使ったようで、抵抗感はないようでした。4年生は就職活動で使っているから問題なし、とのこと。2年生も、去年の緊急事態宣言の時に使ったという学生がたくさんいました。ネット接続に不安のある学生もいますが、その辺はおおらかに対応するということで、問題なさそうです。

講義科目の「国際文化論」と「英語圏文化研究」は、いつでもオンデマンド配信型の授業に戻せます。しかし遠隔授業でも、Zoomを使ったリアルタイム参加型の配信をした後で、その録画をオンデマンドで提供するハイブリッドなかたちを検討できないかなと思っていて、また受講生に相談してみるつもりです。

大学は講義録画システムを整備して、教室での講義は自動で録画・配信することができるようになっています。便利に使ってはいますが、あくまでも緊急用な感じです。

昨年度から今年度まで、新たな試みばかりです。対面も遠隔もどちらも提供側(講師側)として経験してみて、私としてはどちらでも質的には遜色ない授業が提供できるように思っています。

筆記試験だけは、困りますね。まあ、レポートにすればいいんですが……。

文部科学省・愛知県・名古屋市・名城大学。それぞれの立場はあるのでしょうが、正しい判断をしていただければと個人的に思います。

かとう